あと3回の中で見に行く人の参考に、もしくはもう観た人が感想を共有できる場になれば嬉しいです
ACT1
第1場(劇場前)
- マックスがプロデュースした舞台「FUNNY BOY」は、「ハムレット」を喜劇にアレンジした舞台。「ハムレット」はシェイクスピアの4大悲劇の一つでかなり重たい作品。これを喜劇にするってだいぶヤバそう…と思ったら案の定。最初の曲では「シェイクスピアの冒涜」って言ってるくらい出来は悪かった模様。第7場でロジャーとカルメンが歌う一節「♪生きるべきか 死ぬべきか それが問題だ」はハムレットの名セリフ。ちなみに4大悲劇のうちのもう一つに「オセロー」がある*1。
- マックスがプロデュースした舞台は面白くないっていう先入観があるのにまだ見に来てくれる観客がいるのは、彼の過去の名声をまだ知っているから、ということなのだろうか。マックス・ビアリストックの過去と今を考え始めると闇に入るので注意。でもそこが面白いんですよね。
- THE KING OF BROADWAYでバイオリンの方に「この顔を見ろ!」と無理やり顔を見せるシーン、あの路上バイオリニストの方は盲目。日本で言うところの琵琶法師みたいな人。そんな人が「顔を見ろ」って言われても無理な話。
- マックスを取り囲む面々の中に「サウンド・オブ・ミュージック」のプレイビル(月刊誌)を持っているシスターが。サウンオブミュージックに気付けてないマックスの審美眼やいかに…
第2場(レオがマックス事務所を訪ねる)
- レオの「おおおおお」は日に日に長くなっている。実際自分でやってみようとすると横隔膜が強くないとそもそもこの芸当ができない、ということが分かるので神山さんの歌手として身についた腹式呼吸の賜物というか、横隔膜の強さを感じられる
- レオが半券を持っているマックスプロデュースの演目は事務所にポスターとして飾ってある。ほかにもあるポスターはすべてマックスがプロデュースした作品なのかな…。でもそれもACT2ですべて剥がされてしまうんですけど…。
- 強迫神経症は強い不安や恐怖、こだわりがあることで、“やりすぎ”ともいえる考えや行動を止めることができず、日常生活に支障が出てしまう病気のこと。ブルーブランケットだけで言ったらブランケット症候群の方が近いんだけど、多分伝わりづらいのと「潰すんでしょ!?」以下のやりとりも総合してこの訳にしたのかも。
- マックスの「よく言うだろ、「笑う門には福来る」って!」というセリフ、英語だと「smile and the world smiles with you」という箇所。ことわざで訳すことでより日本人に伝わりやすくするよい例。
- 帳簿をいじるよう説得されるレオの「不正行為(Cheating)ですよ」に対して「慈善行為(Charity)だ」と返す語感の良さは引き継がれている。
- 強迫神経症、粉飾決算、使途不明金…レオの使うワードがどれも難しく、会計士らしい…。頭がいいんだ…。
- 逃亡先のリオはアルゼンチンと同じくドイツ軍の亡命先として有名な地。そんなところになぜ行こうと思ったのか…
- 高揚した気持ちを「噴水」に例えるマックス。これは68年版のオリジナルでレオがマックスの説得を受け続け噴水の前で協力することを決めたことに起因している。
- レオの「臆病に輪をかけたクズ」って自分で言ってしまうところ。自尊心が低すぎる。
第3場(会計事務所)
- アンサン会計士さんのソロはオリジナル版だと黒人の方が歌唱。そのため曲調が黒人の方に馴染みのあるブルース調になっているんだとか。
- I WANNA BE A PRODUCERのショーガール、今回はお金やプロデューサーとしての権威をモチーフにした金の衣装。オリジナルだと真珠がふんだんにあしらわれた衣装になっていてWE CAN DO ITとリンクしてる
- もっというとI WANNA BE A PRODUCERでレオが思い描くプロデューサー像とTHE KING OF BROADWAYでマックスが過去過ごしていた売れっ子プロデューサー像はだいぶ似ていて面白い
- 「名前はレオ・ブルーム じゃんじゃじゃーん!」は完全に今回のオリジナル訳。可愛すぎる。大好き。ほか歌い方で言うと「バルコニー席もだ!」と「吐くまでシャンパン」、曲終わりの絶妙な音の動き方をする「なりたいんだプロデューサー」も大好き。
- レオと『ヒトラーの春』のロジャーに関してはタップシューズではなく普通の靴。ただアンサンブルさんはみんなタップシューズを履いて踊るので生の音を楽しめる。でもここのレオもタップシューズ履いているように見えるからすごい上手い。
- 曲中シャンパンを給仕してくれるのはCPAの鬼上司。レオの妄想の中だから鬼上司を下っ端扱いさせてもいいんです!ちなみに鬼上司の名前は「マークス」。マックスとの対レオの対比が見える。
- トイレなんか行くか!ショービズに行くんだ!の顔と「ニュースです!やめます!公認会計士!?この公認モラハラ会計士!!!」の勢い。私もこのくらいの勢いで仕事定時退勤したい。ちなみにこの訳で「モラハラ」という現代語を使っているところが令和の時代らしくてかわいらしい。
第4場(WE CAN DO ITリプライズ)
- レオの本名は「レオポルド・ブルーム」。自分の姓になぞって「僕も花開きたい!」というシーンは感動もの。ちなみに"レオポルド"という名前は古高ドイツ語のLeutpaldやLiutbaldに由来し、「民衆の中の勇敢な人」「大胆な」という意味がある。
- ピアノ椅子からジャンプして降りるレオの跳躍力
第5場(台本探し)
- 台本にキスしたレオが「なんてものにキスしちゃったんだ!」と唇をゴシゴシするシーンは映画にはないシーン。
- 捌けるときにドアに挟まってしまうシーン、本来ならマックスが巨漢でレオが挟まってしまうところが、今回レオの肩幅にマックスが押される構図になってて大変可愛い。
第6場(フランツのアパートの屋上)
- DER GUTEN TAG HOP-CROPの「キーはEだ!」って言ったフランツに「Eが1番好きですぅ」って返すマックス、いまだに「何でもかんでも褒めようとする」がめつさが出過ぎてて笑う。キーの嗜好を褒めることって人生でそうないと思うんだけど。
- フランツが最後アルゼンチンにこのことを伝えようとするのは、ナチ軍の幹部たちが当時アルゼンチンに逃亡していたから。もちろん鳩も伝書鳩
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プロデューサーズでほんの少し、フランツの元を訪ねるシーンで○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ところが気になって、とっても細かいこだわりなのか、たまたまなのか…どっちなんだろう…?
— おこめ (@WEST7iro_km) 2024年11月17日
と思って調べた(以下追記) https://t.co/zS3XOmIFzH
第7場(ロジャー邸宅)
- カルメンの「th……」と息を長く続けるシーン、あれは元々俳優さんの特技が今でも受け継がれてるとのこと。神里カルメンのこのシーンもずっと長くなってる。すごい!
- ロジャー登場時のお手振り。ずーーーっと長くなっている。お上品で素敵だし、ロジャーが登場した時に宝塚かのように拍手喝采が起こるのもいい。
- 「ミスターマックス、ミスターブルーム、ようこそマイルーム!」で韻を踏むロジャー。ここがACT2第5場に活きていく
- 「ドイツってヨーロッパにあるんだ!」と言い始める*2ロジャー、最終的に戦争で負けるのは暗すぎるから2幕は全部書き換えてドイツが勝ったことになる演出プランを提案する。ロジャーの"最低"たる所以が、ゲイだから、ではなく、一般常識の欠如も起因したぶっ飛んだ思考回路に置かれているところが当時の偏見からずれていて個人的には素敵だなと思う。「性的マイノリティ」の扱いはメル・ブルックスが1番慎重になったところなんだとか。
- カルメンはロジャーに「魔女鼻!」と罵られた後ウィッグを取りに去る直前、「ピュッ!」と鳴り物を鳴らしながら中指を立てて捌けてる。3階だとちょっと見づらいシーン。そりゃ「祓いたまえ清えたまえ」って言う。ちなみにここの「魔女鼻」は、オズの魔法使いに出てくる悪い西の魔女に起因。
- 最近新納ロジャー、レオの体臭を嗅いで「脇の下に詰めちゃいたい」って言ってから、レオに顔近づけながら唇とんがらせててだいぶ危ない。だいぶ。
- ↑このシーンの時、演出チームで話し合っているのがとっても可愛いから目が空いてる人は是非見てほしい
第8場(ウーラのオーディション)
- ロジャー邸宅から帰ってきたレオが開口一番「ショービズってジェットコースターみたい!」と発言。それもそのはず。その後のウーラがオーディション時「昨日白のロールスロイスから降りたら、おかしな男が窓から叫んだね」と言っていることから、彼はマックスの事務所を訪ねてから約1日半で共にプロデューサーとして舞台を作る提案を受け、プロデューサーになることを決意し、職を辞して、最低の脚本を徹夜で見つけて、そのままの勢いでフランツとロジャーという癖強すぎ裏方と会っているのだから。ジェットコースターどころの騒ぎではない。
- ウーラは本当はダンスが苦手な設定。オーディション時は腰振りダンスと柔軟しかまともに踊ってない(という設定)(普通にバリバリ上手いけどな!)
- 「様になる?」となるウーラ。ウーラが外国人だから難しい言い回しが通じない、という設定をここでうまく示している。ここはちなみに映画版だと「tidy up(整頓する)」が通じず「clean(掃除する)」に言い換えている。
第9場(おばあさまランド)
- まさか「絶倫」と「リステリン」で韻を踏んでくるなんて!今回森さんの訳詞は「英語で伝わるところは英語のまま残し、日本語に訳すときは英語で元々踏んでいる韻を残すもしくは語感や音数を合わせる」というところが意識されていて、耳馴染みがとてもよくて好き。一度オリジナル版のサントラ(サブスク展開済)を聴いてその語感の一致度に驚いてほしい。ついでに言うとアンサンブルさんの声質がずっとオリジナル版と同じだから、本当に耳馴染みといいうか、再現度というかが賞賛レベル。
- おばあちゃんたちが歩行器で出てきて一瞬マックスが捌けるシーンがあるんだけど、そこのマックスが綺麗なターンとショーダンスを披露してるので是非みてほしい。これに関しては2階が1番みやすい。てかそもそもおばあちゃんたちその動きできるなら歩行器いらないね!?
- ウーラが電話をとった時の「稼いだマネー ビアリストック&ブルーム ShowTime!」の言い回しが大好き
- 『ヒトラーの春』の看板が上がる(みんなが「Ah」でSPRINGTIME FOR HITLERの冒頭を歌う)瞬間のレオの表情。ぱぁっと明るくなるところが可愛い。
ACT2
第1場(真っ白オフィス)
- 真っ白に塗った事務所の扉がしれっと「BIALYSTOCK & BLOOM」になっている。共同事務所になったんだね。
- ダイヤルまで真っ白に塗られても金庫を開けるのはとっても早いマックス。多分将来金庫開けを極めたほうがいい。
- THAT FACEは全体的に「雨に唄えば」のMake 'Em Laughがオマージュされているのではないかと言われている。ソファを使う演出とか。I Wanna Be A Producerも「雨に唄えば」モチーフだから、メル・ブルックスが特に好きだったのかな…と思われ。
- THAT FACEのレオの表情全てが細かくコロコロ変わるからぜひ見て欲しい。特にウーラを台から降ろして揺れている時に一瞬こっちを向いたときの顔と、ウーラと組んで舞台中央から上手のほうに真っ直ぐ向かってく時の溶けた顔から「いかんいかん!」と気を引き締める顔。
- THAT FACEのリプライズが、はまかみの本ミュージカル初ハモリ、という事実。綺麗なのに、綺麗なのに…!
第2場(ヒトラーオーディション)
- カルメンが最初名前を呼み間違えてしまったところ、映画版ではフランス語と英語の読み間違えで表現されている。今回は「上下逆でメモを見てたから間違えた」ことになっている。
- ↑この時みんなでずっこけるんだけど、レオとマックスのコケ方があまりにも手練なので見てほしい。
- 「ドイツのバンドって聞いたことありますか?」に対するロジャーの「ううん、聴いたことない」の裏声。
- フランツにちょっかいかけられて慌てふためくロジャーとレオのやり取りと、それを見たカルメンとウーラのリアクションがめちゃくちゃ可愛いから目が空いていれば見てほしい。「ウーラ、私たちが思っていたよりずっとレオのこと好きやん」となれる。
第3場(幕前)
- ここから一気に季節は巡る(ロジャー邸宅訪問が6月、幕開けが11月下旬ごろと思われ)。頓挫を目的に焦らず着実に事務作業をこなしてリハもしてこの幕開けを待っていたんだと思うと、レオとマックスが健気で愛おしく見えてくる。
- レオが劇場の受付嬢と鉢合わせて挨拶をされるシーン。映画だと「あらハンサムなお方!」と容姿を褒められている。WE CAN DO ITで「君は賢いんだ!ハンサムなんだ!背が…高くはないがっ!!!」を回収しているシーンなのかも。
- レオの「観客みんな転がしてしまえ」という台詞をウーラは文字通り受け取っているから「観客みんな転がせない」って答えてる。だから2人にとってウーラは「まだ言葉の拙い役者」という認識だから大丈夫だったんだと思う。まだ。
- 「初日に言っちゃダメGood Luck!」はブロードウェイでは本当の話。こう見ると、かなりメタネタがぶち込まれている舞台なのかも、と思える。
- ロジャーにヒトラー役を頼む時、「口が勝手に動くんだ、ホラァ!」とマックスの台詞とリアクションに合わせてのけ反るレオは映画版にはないシーン。今回ここをはじめとしてマックスとレオのリアクションが"揃って大げさ"な場面が多く、今回のレオとマックスは「ニコイチ」みがとても強い。
第4場(『ヒトラーの春』)
- 軍人さんのソロの時に悠々と降りてくる奇抜な衣装を纏う美女たち。これはドイツの伝統的なもの*3をモチーフにしている。これは68年版の時からあった演出。その時はもっと衣装が過激だったけど、ずっと引き継がれている。私は今回のワルキューレもなかなか強烈だと思ってるよ…。
- そもそも『ヒトラーの春』『愛の囚人』は68年に作られた曲だというのだから驚き。ちなみにこの時の舞台セットは68年版を参考に作られているとか。大理石の柱とか確かに2005年版の映画にはなくて68年版にはある装飾なんですよね…
- 並ぶ美女たちがナチ軍制服チックな衣装を着て鞭振り回しながらタップするのはKEEP IT GAYで出てきた案の一つ。あの女性ダンサーが来ている衣装が一番好き。
- ロジャーヒトラー登場した後「ちょびひげやなの」は分かるけど「なんでこの手上げてるの?」はロジャーが演出したんじゃないのか!?とつっこみたくなる。演出…携わったんですよね…?
- ロジャーの漫談はウーラのお着替えタイムの時間稼ぎであることは明らかだと思うのだけど、王林ウーラはあの短時間でタイツまで履き替えているのだから驚き。おそらくヨーロッパ町娘衣装の中にショーガール衣装を着こむことで歯や着替えを実現しているのでは?それはそれとしてロジャー漫談大好き。日替わり大好き。
- 兵隊さんが一列で行進するシーンでウーラが登場して、爆弾の音に合わせてシルクハットを掲げるシーン、実は横の照明がストロボすることで床と反射し舞台全体が爆弾を落とされて光っているように見える。この演出の本質は1階席前方じゃないと良さが明確に伝わらないのが勿体無いから入った人は絶対見てほしい。
第5場(WHERE DO WE GO RIGHT?)
- 事務所にある「CONGRATULATIONS! It's a Hit!」の横断幕は映画とフォントや色味を全て寄せていて、美術さんのこだわりが光る装飾の一つ。
- レオがブランケットを顎に当てながら話す「おしまいだぁ…」の語感が映画の「No way out」の語感とかなり似ている。
- 「ウーラの名前がネオンに輝くだろう、もっとも、十分な電球が用意できればの話だが」の台詞。確かにウーラのファーストネームであれだけの長さだったのだから本名全てとなると電球もそうだけどスペースも要りますよね…
- ロジャーとカルメンが隠れる「クローゼット」って、LGBTQの人にとっては意味のある言葉。ゲイであることをオープンにしてる2人がクローゼットに隠れるって少し矛盾してて面白い。詳しくは調べてみてね。
- ロジャーが「ド」で頭韻を踏むシーン、日本語に翻訳しても残すことができた奇跡の例だと思うし、今までのロジャーの言動(ACT1第7場の登場シーンとか)からもここで韻を踏むことの違和感は少ない。ロジャー、来世、ラッパーにならない?
- 途中で入ってきた警官の方は映画版だとアイルランド人で滑舌?言葉の表現?がアメリカ英語とは異なっているというところで笑いをとっている。日本語の方言の解釈ともちょっと違うから今回の映画版だと省略されていた。難しいね…
- 実は68年版だとウーラは一切関与せず、フランツとマックスとレオで劇場を爆発しようと思案し、爆発に失敗してボヤ騒ぎを起こして一斉に3人とも逮捕されます。そっちの方が平和だけど話の展開的にはこっちのほうがいいんですよね。
- 「そこの200万ドルとウーラと一緒に、リオに行くね!」と言われた後の「ヘェッ!?」というレオの言い方。もうこの時点でマックスの事見捨ててて笑う。しかもその後音楽が流れたら天秤にかけていた「マックスのために自首する」を勢いよく放りなげるから薄情で好き。「仲間を裏切るなんて酷い でもその価値はある」じゃないのよ!
- でもレオがここまで自信家になれたのは、マックスのおかげ3割、ウーラのおかげ1割、あとは本人のポテンシャルと潜在的な「変人」要素が起因していると思うんですよね。こちらも考察のし甲斐があります。
第6場(留置所)
- その一方でちゃんと優秀な弁護士を雇ってレオが自分のことを助けてくれるのだと信じて疑わず留置所で待つマックス。かわいそうすぎる。そりゃ怒るよ、マックスだって。
- 「まるでオセロー」まで行ったなら「レオこそワル」じゃなくて「レオはイアーゴ」って言うてくれや!!!
- 過去回想で「僕はアルヴィンじゃない。レオめ…俺の過去まで書き換えやがった…!」っていうシーンがあるんだけどレオにそこまでの力はないぞ!?ってずっと思ってる。
- 「忙しい人のためのプロデューサーズ」は「マックスから見た過去回想」なところがミソ。I WANNA BE A PRODUCERや THAT FACEがないのはそのため
第7場(裁判所)
- 'TIL HIMで初めてレオの歌を褒めるマックス。THAT FACEリプライズやWHERE DO WE GO RIGHT?、WE CAN DO ITは亡き者になりました?
- 静かに!と言われて急に歌が上手くなるおばあちゃんズ。地味にツボです。
- シンシン刑務所に5年!って言われて「なんでなん!?」って感じでびっくりする面々。刑が軽くなるだけでなくなるわけではないのよ、普通ね。
第8場(『愛の囚人』)
- シンシン刑務所でお金を受け取ったレオがピアノを台にして帳簿を書くシーン。絶妙に身長が足りてなくてちょっと背伸びして書いているのが可愛い。ちなみに映画だと囚人だけじゃなく看守もこの舞台に出資して、レオが雑にハンコをばんばか推してく姿が可愛い。かなり期待が持たれていたのだと分かる。でも普通に刑務所の中で商売って…良いんだろうか…
- リズム感がなく踊りが下手な囚人に対して踊りを教えるレオの姿が何ともかわいらしいんだけど、最初ちょっと囚人にビビり散らかしていて可愛い。
- 『愛の囚人』の舞台の最後にバク転を披露するのはシンシン刑務所の受刑者として登場したアンサンさん。2005年版でも『愛の囚人』を見に来る受刑者の描写があるから、そこを回収しているのかも。
- レオとマックスが最後にステッキで灯したプロデュース演目の数々、2005年版とは少し違うんだけどKATSとかはCATSのオマージュだったりするから全て原案があるのだと思う。
- 最後レオとマックスが夕陽に向かってはけていってシルエットになるシーン、実は3階からは全然シルエットに見えない!このシルエットが一番綺麗なのはやっぱり1階だと思うから、入った人はぜひ見てほしい。
カテコ
- ロジャーとカルメンが出てきて、その後ウーラが挨拶をしている時、二人で目を合わせて投げチューを送りあっているのがとっても可愛すぎるから本当に見て欲しい
- 『愛の囚人』で捌けてからカテコあいさつで登場するまでの短い時間で着替えるロジャーとウーラ。裏のスタッフさんの頑張りも見える。
補足
プロデューサーズの背景については、この方のnoteがとってもわかりやすくて参考にさせていただきました。やはり先人はすごい…