こめこの備忘録(仮)

数多の推しが尊くて、今日も生死を繰り返す

#20卒ジャニヲタと就活

20卒のジャニーズヲタクです。先日就職先を決めました。

 

 

 

就活が終わったら絶対やりたかったのは

「ジャニーズアイドルを応援している者(以下ジャニヲタ)としてどう就活をしてきたのか」

についてブログを書くこと。

実際自分もネットやTwitterで「ジャニヲタ 就活」や「ジャニオタ 就活」ってキーワードで死ぬほど調べてブログを漁っていたし、知り合いの先輩ジャニヲタさんが書いてくれたブログを死ぬほど見て元気をもらっていました。

いや就活って意外とマジで不安とプレッシャーと焦りのオンパレードだから。

 

 

 

私のブログはそんなに参考にならないかもしれないけれど、いろんな人に届くように、また、自分の気持ちを整理するためにもちゃんと備忘録にしようと思います。

こういう時、私はなかなか質問ができなかったタイプ(疑問はあるけど何が疑問なのかわからないタイプ)なので、とっても分かりやすく、具体的に、教えられる範囲で事細かく書くことを目標にします。

 

 ※注意※

なんと書いていたら13,000字超の、のえまるもびっくりな長文になりました!!!目次を貼ったので、気になるところだけ飛ばし読みしてください。4月以降の話は結構ヲタクしてます…。

 

 

 

 

〈目次〉

 

 

「私」の基本情報

年齢:97年組(トリプルカイト、はっすんとタメ。ほかにもたくさん)

学歴:4年制大学生(文系、人文学系)、一般試験入学、留年浪人なし

土地:関東のはずれに在住、東海地方の田舎出身

サークル:劇団系サークル所属

バイト:飲食店(訳あって退社)→個人経営の飲食店

ジャニヲタ歴:3年半(2019年7月現在)

特に推しているグループ:Hey! Say! JUMPジャニーズWESTTravis Japan、なにわ男子、SnowMan

その他:あだ名が特徴的、仏像ヲタク

こんな感じ。これ以上は完全に身バレするからやめます。

 

 

 

 

 

 

 

3年生の時

私が就活を始めたのは3年生の6月1日。そう、インターンが解禁された時から。

理由は友達が就活ガチ勢で、その子がその日に向けてすごく気合いを入れていたからです。自分もやらないとな、という焦りが生まれて、6月2日に友達と東京ビックサイトでやる合説に行く約束をしました。

 

 

 

3年6月

友達に誘われるがままに東京ビックサイトに。そこでA社に出会います。観光業をしている企業だったんだけど、前日に別の合説に行った友達が「こめこの好きそうな企業がある」と言っていたところ。めちゃくちゃ面白そうですごいわくわくしたのを覚えています。

それと一緒に行った友達が「気になる!」と言って見に行った不動産関連のB社もちらっと気になりました。前日に「おっさんずラブ」の最終話を見たのが絶対的な原因。

 

あと、当時はマスコミも気になっていたのでキー局のマイページに片っ端から登録して、マスコミだけが集まる合説と座談会のようなものに行きました。

 

 

なんだかんだ、合説は行ってよかったかなぁと思っています。自分はそれこそ業界を絞っていなかった上に、どんな企業があるのか自体知らなかったから…。名前の知らないこの企業はこんな面白いことやっているのか!っていう発見も多かったです。

 

 

 

 

 

インターン、自己分析

インターンは気になっていた業界から5社ほど。マスコミと、サークルでやってて興味があった写真関連と、授業でやってて興味があった観光系と。1dayも2daysも長期も全部行きました。体験型だったので、どんな仕事をしているのかを知ることで自分の向き不向きに向き合うことはできたかなと思います。

自己分析もあるインターンきっかけでこの時期に行いました。結構何もかもわからなかったのでしんどかったんですけど、これが基盤になって就活を乗り切ったので、自己分析って本当に大事だと今は思います。

 

 

自己分析、何やればいいのかわからないかもしれないんですけど、

 

  1. 20(21)年間のイベント・ターニングポイントを時系列に沿って書きだす。
  2. そのターニングポイントで自分の気持ちが「+」か「ー」のどっちに、どの程度向いたかを書く。
  3. どうして感情の変化が起こったのかをそれなりに追求してみる。「なんで?」を5~6回繰り返す感じ。(例:○○大学に進学した→「なんでその大学にした?」「どうして関東に出たかった?」「なんでその学問を学びたかった?」「どうしてその難易度の大学にした?」「そのために何をした?」等)5W1Hに当てはめると楽しいかも。
  4. 完成したものをかなり信頼している人(友達、キャリアアドバイザーの人、先輩etc.)に話す。この時、感情アップダウンをグラフにすると相手に伝わりやすかったりします。
  5. 他人からのFBをもらって、他者から俯瞰してもらう&気持ちを整理する&ついでに他己分析(他者から自分はどう見えているのか)も教えてもらう。

 

をやってみると面白いです。自分がどういう価値観で決断をしてきたのか、どういうことをしていったから今後どんなことをしてみたいのかがはっきりしてくるかと!

 

 

 

 

 

3年秋~冬

さっき挙げたA社とB社の早期選考を受けてました。

結構トントンと選考は進んでたから(一回B社は落とされたけど、B社のグループ会社を勧められ、そっちの選考に切り替えていました)、ちょっと自信がついていました。なんなら鼻が高かったし余裕ぶっこいてました。

このころはこのどっちかに就職できたらいいなぁ、って本気で思ってたし、それ以外の業界も見ていなくて。

ちなみに、マスコミは体験型インターンでちょっと違うってなって志望を断念。ただ、ジャニーズを追う者として芸能界とそこに関与することは興味があったので、芸能プロダクションを何社か見ていた感じです。マスコミ専用の就活サイトがあって、そこが主催する合同セミナーには参加しました。

あと、就活に有利と聞いてTOEICを年明けに受験。ただ、点数が引くほどやばくて履歴書には書きませんでした。

 

 

 

 

 

3年3月

就活情報解禁だってみんなが沸き立っていたころ、私は暢気にバイトをしていて、エントリー開始をバイトの帰り道で迎えました。帰りながらちょっとずつ気になっている企業(ジャニーズ事務所含め)をエントリーしていきました。

でも、さっきも言ったけどA社かB社のどっちかかなって思っていたのと、他にも色々あって合説には行けず。でもまあ何とかなるだろって

そう思ってたんですけど

 

 

最終面接にしてA社B社ともにお祈りされました。

 

 

さすがにこれは精神的に来た。多分社長と私の価値観が一致してなかったんだと思うし、自分も優柔不断だから曖昧な返答をしてしまい、決定力に欠けたんだと思います。知らんけど。

人事含め長い期間いろんな人と密に関わりまくったから落ちると思ってなかったっていうのもあって結構落ち込みました。

 

 

ここから私の就活が振り出しに、まっさらな状態から再スタートしました。

 

 

 

 

 

 

 

就活スタート

就活の軸

これ、めっちゃよく聞かれるのでしっかりしておくべき。マジで。

…といっても「就活の軸ってめっちゃわからなくない?!」と私は思っていたので、

自己分析を通して「自分はどんな人だったか」「どんな人になりたいか」を(ジャニーズタレントに当てはめながら)考える

プラス

「こんな仕事してみたい」「ここは譲れない」って条件を付けたし

で就活の軸を創り上げました。

私の場合、アイドルを自分像の参考にしたら、「自分がどんな人間だったか」「自分がどうなりたいか」がとても言語化しやすかったですし、性格の比較もしやすかったです。あと、大体自分が好きになる人と自分のなりたい人の特徴が、推しに如実に表れていると思っていて。それに沿って軸を創り上げると分かりやすい軸になるんじゃないかなぁって、私は思いました。

 

 

 

 

例として、私の場合を挙げます。

私はどちらかというと伊野尾さん、如恵留さんのように

頭がよくて全体を俯瞰できる人

学習欲を捨てずに常に追求している人

コミュニケーション力が高くて外部の人との交流も積極的にとれる人

に尊敬の念を持っているし、私も目指す先はそこだなぁと思うタイプ。

あと、自己分析をしてみて、自分が生きている中で

周りが楽しいと自分も楽しい

自分を犠牲にしてまでも人に何か奉仕したい、人を楽しませたい

というタイプであることも分かりました。人生の中で芸能界に惹かれたのもこのタイプあってこそだし、ジャニーズに助けられた部分が多くて、どうしても憧れが強かったっていうのもある。

 

だから将来は彼らみたいにいろんな人と交流し、専門的な知識をつけて全体を俯瞰しながら仕事をして、アイドルほどではないけれど「人を幸せにできる人」「影響力を与えられる人」「社会に影響を及ぼせる人」になりたい、という軸を持ちました。

それをもっとブラッシュアップして箇条書きにすると

  • 社会に対するインパクト・影響力がある
  • 様々な人と密に関わり、人の悩みを解決することで幸せを与えらえる
  • 専門的な知識をもち、永続的に自分にしかできない仕事をする

という感じ。

 

で、そのあと条件として

  • できれば趣味は大切にしたい(≒ヲタ活ちゃんとしたい)→最低でも土日のどっちか1日は休みがある、1日2時間は自分の好きなことに充てることができる
  • 「人」にフォーカスしたい→無形商材(サービス、システム、情報etc.)を扱う(←必然的に人と関わる機会が多くなる&人の問題解決にダイレクトに関与できると思って)
  • 様々な職種を体験してみたい→異動がそれなりにできる、一社で0→1のすべてを扱っているところ(一貫した仕事ができるところ)
  • 常に学ぶ姿勢は大切にしたい→実力主義、本を読んでいる人が多い、資格所得補助が付いてくる
  • 一緒に働く人を大切にしたい→社員の人の雰囲気が私と似ている、信頼できる

を挙げました。これは自然と出てくるものだと思います。

一番上の項目は、ジャニーズに人生左右されるのは嫌だったけど生活の一部になってしまっていて推せないのは気が引けた私にとって譲れないものでした。

あと、最後の項目は完全な直感だから、面接とかでいっぱい聞くことにしました(後述)。

 

 

 

 

 

就活サイト

いっぱいあるよね。そして、どれ使うかめちゃくちゃ悩むよね。

実際自分に合うものを1~2サイト使うので十分だと思います。3つ以上のサイト使うのはスケジュール管理ががばがばになって頭も回らなくなります。

私はリクナビマイナビの「特別オファー」「スカウト」やOffer Boxなどの「人から選んでもらうタイプ」のサイトをよく使っていました。

理由は

  • 業界を絞っておらず、自分の知らないけど自分が合うかもしれない企業を見つけることができる
  • 無条件に見る企業が減る

の2つ。企業って多すぎて何をどう見ればいいか分からなくなっていたので、本当に。選んでもらったほうが、興味をもってその企業を見ることができるし、自分からは絶対見ない企業からオファーがあって、「あっこの企業面白そう!」っていう発見がありました。

 

 

 

業界がしっかり決まっている人はマイナビリクナビなどの「自分が検索する」タイプのサイトを使うのがいいかもしれません。最近は業界ごとに特化したサイトがあると思うので、それを使うのもありです。

 

あと、エージェントなど「人に紹介してもらう」場合もあるかなと思います。都内のほとんどの学生は使っている印象。それも色々マッチする企業を紹介してもらえたし色々相談もできたので、人に話しながら考えたい、どうやって業界を絞ればいいかわからない、という人には向いているのかも。

でも私は、アドバイザーさんの期待みたいなものがいろいろプレッシャーだったんで向いてなかったです。

 

 

 

 

 

スケジュール

これはカレンダーを貼ったほうが分かりやすい。

一番きつかったのが5月なので5月のスケジュールを貼りますね。

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会社名と何次面接なのかは伏せていますがこんな感じです。

(赤・ピンクが就活関連、黄色がバイト、青が学校関連、紫がヲタク関連)

 

「選考にもいろんなものがあるんだなぁ。みつを」って思いながらいろんなものを受けていました。あと、自分は関東のはずれに在住でそこまで東京に出れるわけではなかったので、よく見ると火・水・金に選考が固まっていることが分かるかと思います(実は月曜日も授業だったんですけど、ほとんど出てなくて今出席がヤバいです)。

バイトは息抜きの一つだったし(後述)、お金も実際マジで足りなかったので(後述)入れるときにとことん入ってました。今のバイト先、個人経営だからシフトの融通がめちゃくちゃ利いたんですよ…本当に感謝しかない…気軽に休めて本当に良かった……。

あと、後述しますが私は「ジャニーズ IsLAND Festival」全ステに命を懸けていたのでここは絶対に外せなかったです。全ステできたの…泣いてる…。

 

 

 

 

 

選考

全体的に「自分プレゼン」だと思ってました。たまにジャニヲタって、「推しプレゼン」を考えるじゃないですか。あれの自分版です。

 

  • 自分のどこが数多といるほかの人と違うのか
  • どんな人生を送ってきてどんな性格なのか
  • 過去エピソードのどこが最大級にエモいのか
  • 将来どんな可能性を秘めているのか
  • どんな価値観がプレゼンする相手の性格とマッチしそうなのか
  • 相手に私を推す際の一番のポイントはどこなのか。

 

これらの情報を、企業の性格に合わせて1番琴線に触れそうな言葉やエピソードを使って余すところなく面接官にプレゼントして、相手に気になってもらうこと共感してもらえるように話すことを一番意識していました。

それで相手の琴線に触れたら次の選考に進むし内定が貰える。触れなかったら落とされる。でも落とされても「まあ、○○にも推したいか推したくないかっていうのあるしね」で割り切ることができました。みんな言っていると思うのですが、「割り切る」って意外とめちゃくちゃ大切です。簡単に落ち込まないことで精神を保っていました。

 

 

 

履歴書・ES

書き損じ死ぬほどした。面接をすること前提に簡潔に書くよう意識してました(ネタ組み立てについては後述)。

書くときにテンションの上がる筆記用具を使うといいと思います!私はPentelの「エナージェル クレナ」の0.4を使ってました。検索してもらうと分かるんですけど、めちゃくちゃペン軸が可愛いし大人っぽくて、これ使うだけで「デキるオンナ」になれる気がした。ちなみに使っていたのは白地(推しカラー)に青(推しカラー)のものと、白地に緑(推しカラー)のものでした。抜かりない。 

 

 

筆記テスト

私そこまで対策はしていませんでしたが、SPI使う業界はとことん使うし使わないところは使わない。企業さんによってWebテストの使う媒体が色々変化していました。問題傾向を知るだけでも得なんじゃないかなぁっては思ってます。

 

 

グループワーク

これは自分がこのグループ内でどの役割にいたら一番活躍できるかを瞬時に認知すれば勝ちだと思います。

グループワークになると

  • リーダーとして主導権握りたいタイプ
  • アイディアをバンバン出せるタイプ
  • みんなの意見を聴けて要約するのがうまいタイプ
  • 問題文の分析がうまいタイプ

の、大まかに分けると4つのタイプ(役割)が人にはあるらしくて。詳しくは聞いてください。性格診断とかで自分がどのタイプなのか、どのタイプまでできるのかがなんとなくわかるから、グループのメンバーでどの人がどんなタイプなのかを開始前のおしゃべりで認知して、自分がどの立ち回りをするかを決めて動くと自然と活躍できます…多分。

私は2つ目と3つ目のタイプだったので、メンバーによって立ち回りを変えてました。話し合いの中心人物や発表者が受かるわけではないから楽。

ヲタクじゃない友達に推しを初めて紹介するとき、「とりあえず魅力を語る前にこれ見てよ」って言ってライブ映像を見せることで興味を持ってもらおうとするじゃないですか。で、その映像って推しが前に立っているものもそうだけど、端のほうでもそこまで目立ってなくても「一番輝いている場面」を見せるでしょ?グループワークってあのイメージです。意外と細かいところまで見ている人事の興味を惹かせることが大切。

 

 

面接

グループ面接も面接官多いタイプもたくさんやりました。自分が見ていたのが中小ベンチャーっていうのもあって、1:1が多かったです。

面接前、履歴書でどんなことを書いたのかは箇条書き程度に頭に入れて(「学生の時に力を入れたこと」にサークルを書いた、「自己PR」で趣味のことを書いた、志望動機はどこに注目した、等)、直前には企業のホームページをずっと確認していました。

文章で話すことを頭に入れると、毎回同じ内容になってしまって「毎回同じこと言ってるんだろうなぁ」って思って全然心に刺さらないって、ある企業の面接官さんが言ってて…。なんとなくの面接官さんの雰囲気と自分のテンションで話す言葉の使い方とかは多少変えるって意識すると、面接は「面接官さんとのおしゃべりタイム」くらいの気軽なものになって緊張がほぐれました。

面接時は最初にも言ったけど、「自分プレゼン」でした。相手がどんな人を求めていて、どんな人が好まれるのかをちゃんとくみ取ったうえで、その人に合った「自分のどこがいいのか」の情報を具体的なエピソードをつけてお伝えする。「この企業に欠かせない存在」であると全力で思わせるっていうのを一番大切にしてました。面接は緊張しないことが大切だから、そうやって面接以外のものに当てはめると結構緊張が緩和されていました。

それを基盤にして、「Aの質問にA'で返す」ことを重視。具体的に言うと、A'から派生したB'を答えない、情報は小出しにする、喋りすぎないこと。A'まででとどめておくと「じゃあどうなったの?」っていうのが気になってもらえるから更に質問してもらえてどんどん興味を持ってもらえる、そんな雰囲気を感じました。

 

私の場合、田舎から関東っていうのも、サークル名も、あだ名も、すべてが珍しかったから自己紹介のネタには困らなかったです。サークルでも「ものづくり」「公演づくり」という面ですごく妥協せず取り組んでいたから、「学生時代最も力を入れたこと」のネタにも困らなかった。ここは1年生の時にこのサークルを選んだ自分に感謝したい。

でも、何でもかんでも人生を一つの物語だと思えば面白いエピソードが出てくるってみんな言ってたから意外と何とかなる、と思う。

あと私は、話を組み立てるとき、自己分析で見たときに「-から+になった経験(挫折とそれを乗り越えた方法)」を「起承転結」をつけて話すようにしていました。そうすると何より自分が一番話しやすかったです。どこまで話しててどこまで話してないかが自分の頭の中で整理できるので、言い逃しは少なくなりました。

 

あと、私はなるべく2次面接以降からはジャニヲタであることを公表していました。

私の場合、私の人生がジャニーズ抜きで語れなかったことと、ジャニヲタ公表した時の反応を企業の良しあしを決める一つの指標にしてたので…。あと、ジャニーズの話すると自然とテンションが上がるから面接が苦にならなかったです。実はジャニヲタって「好きなことにとことん一途に追求できる」っていう強みともつなげられるから…物は言いよう…。

それに付随して、逆質問は「休日どう過ごしてるか」「社員さんにはどんな人が多いか」を中心に聞いてました。自分が「波長合いそう〜!」って思う人がどれくらいいるのかを私は一番知りたかったです。

 

 

 

 

 

服装・メイク

基本、背筋が伸びていること、ちゃんと足を揃えて座っていること(立っていること)を確認しました。これが常に出来てないと結構だらしなく見えて、それがそのまま企業に持ってくことになるから結構きつかった。第一印象って大事。

 

服装はスーツの時も私服の時もあったけど、私服の時はシャツとか綺麗め素材のブラウスとかモノトーンのニットとか、派手過ぎずきれいに見えるようなOLファッションを意識していました。合っているかどうかはわからないけれど、ジーンズ履くことしなければ大丈夫だよ!という感じで。それだけでも、スーツよりか幾分も楽。

スーツは入学式に購入した黒のスーツをずっと着続けていました。なんでサマー素材のスーツにしたんだろうと2月3月あたりは恨んだ。あんまり周りを見ても黒以外の人見なかったなぁ。職種の問題かもしれないけど。

トレンチコートは私は買わなかったです。それでも寒さはしのげないし(冬はグレーのチェスターコートを着用)、トレンチコート着るくらいなら中にヒートテック着こんだ。

 

メイクはそうだなぁ…目が強調できて肌が綺麗に見えたら十分だって思ってました。コンシーラーでちゃんとクマは飛ばすけど、ちょっと普段よりかメイク薄め。

アイメイクもシャドウはアイホールに乗せずにアイライン引いてそれをエクセルの超人気なブラウンアイシャドウの一番濃い色を使ってぼかしてついでに目尻の△ゾーンを埋めるくらいでした。でも、マスカラはバチバチにしてました。まつ毛が上がるとテンションも上がる。

リップはYSLの「ヴォリュプテ ティントインバーム」の9番(テンプトミーピンク)使うことが多かったです。人生初のデパコスリップを就活前に買ってテンションを上げてた。他の人もリップはコーラルとピンクが多かった印象はあるけど、あんまり派手すぎない自分に合った色を使うといいかも。

髪型も真ん中よりも下のポニテだったらなんでもいいと思うけど、アホ毛は固めるのはマストかと!まとめ髪ワックスちゃんと使って最大限に「デキるオンナ」を演出しました。

 

 

 

 

 

 

お金

地方住みが一番気になるお金の話!!!!!!!!!!

私の主なお金のかかり場所は「交通費」「食費」「カフェ滞在費」「息抜き用の娯楽費」の4つでした。

 

交通費

関東の外れに住んでいたので東京出るだけで片道で1,300~1,500円かかったんですよ。だからぎゅっと選考を固めていたんですけど、それでも足りなくて(もうICカードのチャージが面倒になって、5月から1万円ずつチャージし始めたんですけど、5月末に7回目のチャージを完了していました)。

だから、一番安く行ける乗り継ぎ方法とかめちゃくちゃ研究してました。JR路線引くほど詳しくなった気がします。

 

食費

一日中選考受けてくたくたになって帰ってくるからご飯作る気力がなくて、エンゲル係数はバカ上がり。

ちょっと余裕あるときはドラックストアで買ったパスタをゆでてツナ缶ぶち込んだり和えるだけのパスタソースかけて食べて、そんな余裕さえもなかったときは最寄り駅内の丸亀製麺か東京のはなまるうどんに駆け込みました。コンビニご飯も飽きるほど食べたなぁ。バイトがあるときは賄いがあったのでそれで1日分のエネルギーを摂取するとか余裕でやりました。

あと、普通にご飯でテンション上げないとやってけないときもあったので、友達誘ってご飯行くこともあった。そこでお互いの近況報告してどうでもいい話をして。それもいい気分転換になったかなと思います。

 

カフェ代

選考を詰め込んだ日あるある「1つ目と2つ目の予定空き時間が2時間」

さすがに公園とかで時間をつぶすわけにもいかず、カフェに逃げ込むしかなかったです…。

実はこの時、カラオケに逃げ込むと場所によってはカフェよりも安かったりします

 

娯楽費

ここは「恋は盲目」の費用。

気づいたらライブ代グッズ代雑誌代とかバンバン出してた。あと、息抜きとして、一時期東京に来るたび、面接が終わるたびに長尾くんも負けないくらいのタピ活してたから、その分のお金も入ってます(これは友達に一ミリも理解されなかった)。

 

正直お金の面はめちゃくちゃきつかったです…。多分どこもかしこもいろんなものを我慢すればもっと安くできたんだろうけど、浪費癖&お金を使うことでストレス発散をしていた私にとって、節約とは無縁になってしまいまして…。

バイト減らせなかったし気づいたらお金は消えてるし親のすね齧りまくるしでもうひどかった。いつもの3倍ぐらい仕送り入れてもらっても足りなかったもんな…20日で口座からお金が10万円消えたことがあって、うそやん。ってなったこともある。今もバイトに空きがあった瞬間入るようにしてます。お金の使い方は計画的にするといいよ…。

 

 

 

 

 

息抜き

私の息抜きはおしゃべりバイトタピオカジャニーズ

おしゃべりは友達ともそうだし、グループワークや説明会で会った就活生とも帰り道にめちゃくちゃしていました。話題にした瞬間愚痴になって暗くなる就活のことじゃなくて、今日東京でここ行ったとか、最近の推しの話とか、テンション上がる関係ないことぶわーーーーーって話すことが多かったです。なんかどっかで言葉を吐き出さないと死んでたなぁって今でも思います。実際今、就活が終わってめっきり人と話す機会がなくなってしまい死んでいるので…。気が滅入るとふさぎ込むタイプの人はとことん外に吐き出すことが吉だと思います。

バイトはおしゃべりに近いんだけど、ホール接客だったので、いい具合に動くしいい具合に人と話すし、自分の鬱なところを完璧に隠して笑顔で接客するので、就活のこと考えなくてよかったってのもあって楽でした。あと何より人が良かった。友達も働いてたし社員の人もいい人だし賄いはおいしいし最高のバイト先です。

タピオカは自分へのご褒美。今日も面接頑張った!今日もきついスーツ着続けた!今日も自分の100%出せたね!というかちゃんと朝早く起きて東京に出てきたことがえらい!!!!!って、自分の中の如恵留さんにでろんでろんに甘やかしてもらいながら毎回買ってました。新宿で面接があったときは結構開拓もしたなぁ…。推しは一芳。初手が独特すぎてよく覚えてます。

 

そしてみんな気になる「息抜きジャニーズ」!

まず現場なんですけど、上半期はこんな感じでした。

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結構行ってるでしょって私は思ってますがどうですかね。現場までにあれしよう、これしよう、そのために就活頑張ろうっていういいモチベになりました。

特に5/25、26にあったジャニーズ IsLAND Festivalは最大級のモチベになりました。なんてったって関東1,2推しと関西1推しが一堂に会するこの公演。入るしかなかったし、ここまでに1社は内定をとろうって、いいモチベーションになりまくりました。実際内定取れました。天才。

実際ライブで耳は溶けたし目は焼けたし心は撃ち抜かれて。一回死んで生き返れたことで「また明日からも頑張ろう」ってまっさらな気持ちで就活できた。これがあるからゼミ発表も頑張れた。

現場以外のところでいうと、音楽とWeb連載とISLAND TVとYouTubeがほんっっっっっっとうに最高級コンテンツすぎて、面接うまくいかなかったり元気がどっかにいった瞬間にそれ見聞きしてました。あと、行きの電車の中でずっとJUMPとWESTのお気に入り曲とかJr.がカバーしたことある曲のプレイリスト聴いてテンション上げてました。

 

特に見てたものを貼るのでぜひ見てください 

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あと特にこれはおすすめ。まじで見て。まちゅはしは正義。

松倉海斗、大橋和也「ISLAND TV」 | ISLAND TV

(サムネから幸せ…尊い…)

 

…っていうふうに、私は息抜きで本当にジャニーズに助けられてた…今思うとすごい。

 

 

 

 

 

 

 

就活をしてみて

結果

説明会を受けた企業:25社

選考を受けた企業:10社

内定を頂いた企業:3社(5月中旬2社、6月初旬1社)

って感じです。

で、最終的に条件に一番合って一番やってみたいことができそうだなと思った情報系の企業様の内定を承諾しました。ちゃんと覚悟を決めて、決断した時には結構腑に落ちたので満足した就活ができたのではないかと思っています。あと何より最終面接でめちゃくちゃヲタク発揮してもここの面接官さんは引かなかったの…ちょっと嬉しくて泣いた…!

 

 

 

 

(ジャニヲタで)よかったこと

正直就活めちゃくちゃ苦じゃなかった。

これは自分の性格もあると思うんですけど、就活きっかけでいろんな人に会えていろんな人とお話しすることができて、いろんな知見を得た、というのがとても楽しかった!って思えたんです。就活で苦しんでるのは私だけではないってのがすごく分かったし、いろんな価値観を持つ同世代の人がいるんだっていうのも分かったし、こんなにかっこいい大人が世の中にはいっぱいいるんだ!っていうのも分かりました。今までにない発見で本当に楽しかったです!!!

 

何より適度に息抜きをして常にテンション高くやっていくことができた、自分らしく頑張ることができたというのが一番自分チョロヲタでよかった!って思いました。

落ち込んでもすぐジャニーズを投与(?)して負のループから抜け出せたし、モチベが保てたので就活が全然苦じゃなかったです!

 

 

 

 

 

やらないほうがよかったと思うこと

  • 友達の「就活ヤバい」に惑わされない
  • 「就活状況」は定型文を作る(これだけはその場で文章を考えない)

の2つ!!!

一つ目は、最初の最初にあげた友達が本当にこのタイプで、いろんなSNS媒体でも直接会った時でもずっとESの話や面接落ちたって話、就活やばいししんどいって話しかしてなかったんですよ。めっちゃ好きな友達なんですけど、この時ばかりはその言葉につられて私も変に焦ってしまって。人の状況に変に焦ると自分らしい就活はできないし変に空回りして失敗してしまうことも多くて…。周りの声に惑わされず、常に自分が決めたやり方を貫くことって大切だと思いました。

二つ目。これは私が当時第一志望と思っていた御社の最終面接でお祈りされた結構でかい要因!!!「ここが“一応”第一志望で」って言っちゃったんですよね。それまですごい印象よかったのにその言葉一つですごい苦笑いされたのを今でも覚えています。内定を何個頂いたかは正直に話しつつ、「ここが第一志望」と強い気持ちでいうこと、またはここが第一志望とか無理に言わず、「6月末で終わらせる予定です!!!」って言ってしまうことが…大切だと…思います…!

 

 

 

 

 

 

 

これから就活をする人へ

21卒からは経団連の諸々が完全に取っ払われるって聞きました。結構大変になるんだろうなぁって思ってます。本当に。前例があまりないから本当にやばそう。

だけど、最近はそれに伴って就活のやり方もやり始めの時期もいつでも大丈夫なようになっている印象を就活中は本当に受けました。自分が人材をよく受けていたのもあって、企業側も柔軟に新卒採用に取り組もうとしているという意志や姿勢を見てきたので。

 

私個人の考えなのですが、周りの声や情報に焦って始めるのではなく、自分に合う就活スタイルをじっくり考えて、自分の決めた方法でストレスなく就活をするのが一番だと思います!

就活は楽しんだもの勝ち、ストレスなく自然体で、モチベ高く取り組んだもの勝ちだと本当に思います!それに、周りの声に焦って始めた就活は結局なあなあになって妥協した企業を選んでしまう可能性が高いのではないかなって思っていて。これから何十年も働くことになる(かもしれない)企業を選ぶっていうことを頭の片隅に置きつつ、妥協しない決断をできるように就活をすることが一番です。

 

あと、不安になったら程よい距離感の、でも就活について知見のある人に相談することが一番だと思います。情報が氾濫しすぎて本当に始める前から不安だししんどいし何やればいいかわからないし…ってなることも多いと思います。そんな時、自分より年上のフォロワーさんでもサークルの先輩でもそれこそ私でもいいので相談すること、不安を吐き出すことが何よりも大切なんじゃないかなって思います。

 

意外と就活ってきついししんどいし、内定取れない時期になったり周りが内定バンバン取れてたりすると不安だし…っていろんなことがあると思うんですけど、いろんな人と話ができるのは本当に楽しかったしいい経験になったなぁって、終わってからはもちろん就活中にもすごく感じていました。

このブログを覗いてくださった皆さんの就活が実りあるよいものになることを心から願っています。頑張ってください!相談いつでも受け付けますし応援しています!!!

 

 

 

 

 

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