こめこの備忘録(仮)

数多の推しが尊くて、今日も生死を繰り返す

林遣都出演作品私的レポ その3

どーも、こめこです。

 

 

 

 

 

 

懲りずに第3弾とかやってみたくなってしまうお年頃。

皆さん、もうお分かりだと思いますがもう、どっぷり林遣都沼につかりました。おめでたいくらいぬくぬくしています。ぬくぬく。

早くテスト期間終わってくれたらもっと作品漁れるのにな…。

 

この前林遣都がOLの取材を受けている別冊+actを購入したのですが、すごい写真がタイプだしインタビューの文量は多いし、何よりそのインタビューで林遣都池松壮亮の話をしているんです。いやこれ家宝にさせて。

あと、最近、林遣都の写真集めまくってたらとうとう私のiPhoneさんがピープルで林遣都さんフォルダを作っていました。強い。

まだまだ林遣都の凄さを知っていきたい…!!!

 

 

 

 

 

それではいってみよう!

 

 

 

 

 

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017)  松岡克郎

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そういや出てたわその2!ちゃんと映画館で見ててストーリーというか全体像は把握していたのでじっくり見れるところだけ見ようって感じで見てたら本当に林遣都出演シーンしかまともに見てなかった…。

 

なんというか、もともとこの作品を実写化するっていうことにあまり賛成をしていなくて。よくある原作厨ってやつです。

この作品は頭の中で登場人物を想像するからこそ内容をじっくりかみしめることができるものだと思っているしその思いは今も変わらなくて。こんなに主人公の顔は良くないぞ…なんて考えちゃったり。

話の展開の作り方も原作に近づけてはいるけれどでもちょっと映画もよく見せるための演出も所々に見えてしまってあまり肯定できなかったなぁ…ていうのが当時の感想です。

ただ、劇場で見た時に西田敏行さんの演技が上手すぎて、ほろっと泣いてしまってはいたのですが。

 

 

 

暗くなってしまったので林遣都の話に戻ろう。

松岡君が出てくるのが1980年代のシーンっていうのもあって、一回彼がGジャンにGパンっていうすごいファッションしているんだけど、すごい風貌になってて笑う。この時みんなこんなファッションしてたんかすごいな…。ただ、音楽やるためにわざわざ上京してメトロノームの前に立って手紙を書く松岡君が可愛くて好きでした。

髪もけっこうぼさぼさしてて「しゃぼん玉」みが深い。その雰囲気が「売れないミュージシャン」感をさらにかきたてている気が。

あと、田中さんも「おっさんずラブ」の挨拶の時に暴露していたけれど、林遣都さんあんま歌上手くなくてそれが愛しいなって思いました。一回施設にゲストとして呼ばれて歌を子どもたちと歌うっていうシーンがあるんですけど、クリスマスソングもオリジナルのメロディー曲も、「らららー」の歌い方なのにちょっと音を外していたり苦しそうに声を出していたりして決してうまいとは言えなく…。(その後の麦ちゃんの歌はめちゃめちゃうまかったから余計…)そりゃミュージシャンとして売れないわ…売れないけど歌う時必死なのよしかも生き生きしてるのよ彼…愛しいかよ…!!!

 

 

 

お気に入りシーン

雑貨店のシャッターにもたれかかってハーモニカを吹くシーンもいいんだけどやっぱり松岡君最後のシーンかな…。

目がどんどんうつろになっていくさまが、本当に松岡克郎としてそこに存在して、彼の人生を体現している感じがしてぶるってしました。

 

 

 

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〇ST~警視庁科学特捜班~(2013) 池田草介

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STの林遣都は写真で回っていた時点で結構カッコよさが過ぎたというか今まで見ていた林遣都と違う役柄な感じがしてずっと気になっていた作品。スペシャルドラマ、連続ドラマ、映画とあったのでとりあえずスペシャルドラマだけ見てみようと思いレンタル。

てかこのスペシャルドラマ私が高1の時にやってたのね!5年前!結構前でビックリです…。

ドラマの雰囲気としてはデカワンコとかもみ冬にテイストが近い気がする。ちょっとコメディーを混ぜた刑事ドラマ。日テレのこういう類のドラマが多くてしかも毎回ストーリーがめちゃくちゃ好きだから、もうドハマり。STのメンバーも個性がしっかりしていて見やすいし笑いやすい印象がありました。

事件内容も見ごたえがあるし飽きない。あとああやってST(マイノリティタイプ)と警視庁(マジョリティタイプ)が対立しているのげろタイプだからずっとST応援できちゃう。この勢いで連続ドラマも映画もレンタルしたいです。

 

ちなみにこの窪田正孝がわんこ。めちゃ笑えるしめちゃめちゃカッコいいしめちゃめちゃめちゃに可愛いぞ。ただたまに「いやお前スモーキー!!!」ってくらいアクションが逸脱している時があります。そこがまたいい(真顔)。

てかこのドラマスモーキーも日向さんも出ているしみんな事務所同じなのな…恐ろしい子…!

 

 

今回、池田さんはマジョリティタイプのボス(SPドラマ時点ではまだ下の名前決まっていなかったんですって!!!)。キャリア警察で25歳で45歳のノンキャリアを差し置いてリーダーになりあがってしまうような、そんな子。だからちょっと高飛車でめちゃめちゃ根がまじめそうでまじめだからこそひん曲がっているっていう感じのキャラで、今まで見ていたのとは違うテイストの役だからちょっと新鮮でした。

前髪あげて銀で四角く細いフレームの眼鏡かけているのも堪らなくいいよね。似合う。

岡田将生演じる百合根くんと同期なんだけど階級が違うからって敬語使われているのも堪らないし、STを常に下に見ていて鼻で笑っているその演技がSUKI。っていうかそんな演技もできるのね林くん!!!ってなります。

 

 

 

お気に入りシーン

最初の会議の時に銀のコップのふちをペンで「コンコンッ」って叩くシーン。「お前なめとんのかオラ」って気持ちになる。そこがいい。いいぞ池田くん。もっとやれ。

あとこれで志田未来×林遣都の「小公女セイラ」コンビが見れるよ!!!激エモ!!!

 

 

 

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○火花(2016)  徳永太歩

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念願の!火花!って思いながら見ました。

作品の内容めちゃめちゃに深いな…という感想が第一です。自分は芥川賞ムーブメントに逆らって原作を読んでない民だったので、作品に触れるのも今回が初めてだったからこそ余計にそう感じたのかも。

話は「スパークス」のボケ担当・徳永と、彼らの先輩芸人「あほんだら」のボケ担当・神谷の交流を主軸に置きながら彼らがどう芸能界やお笑いの世界に向き合い、生きていくかを描いている…って説明であってるのかな。

芸能界の裏側、というか売れるための努力がめちゃめちゃリアルに描かれていてまずそこに驚きを感じました。でも、表現はさらっと感情が出てくるというわけではなくてあくまで「状況」の描写に留めている感じ、ドラマだったら役者のその場にいる時の表情で全てを伝えようとする感じが「単なるドラマではない」感じを生んでいたんやないかなぁ…。

 

どうしても今回は主人公である徳永に目がいってしまうんだけど、「自分のお笑いを認めてもらいたい」「お笑いで天下取りたい」って思いが一途で強くてめっちゃ純粋なんですよ。だからこそ相方が怠けてたらイライラするし、万人ウケを狙ったボケが苦手だしすっごい悩んだり…ってすごい葛藤が生まれている。それを酒とともに神谷さんにぶつけてもがいて世間にもぶつかって、っていう姿がすごくかっこいいなって思います。

神谷さんも神谷さんでお笑いにピュアすぎて破天荒なことしまくる人だから「非凡だ」って煙たがられてる存在。だからこそ余計胸が痛くなる。

見ててしんどい場面なんこかあったけど、それが2人の今後につながるのかと思うとちょっと納得するけどもどかしくて下唇噛んじゃいそうになりました。うまく言えないなぁ…。

 

あと、そうやって心が揺らいでいる徳永くんの心情を表すようにカメラの切り替えや撮り方が場面ごとで変わっていて、それもまた胸を締め付けてきました。ハンディで撮ってる場面とか結構あって等身大なところもあれば、思いっきり機材組んでる感じのショットが増えらところもあったり。このドラマのカメラワークにはすごい惹きこまれました。

それと漫才!吉本興業が制作してるからっていうのもあって漫才がすごく本格的だし出ている人もめっちゃ「知っとる顔!!!」ってなる。作品の中で出てくる漫才、どれもこれも面白くて好き。

 

 

 

で、林遣都なんだけど「お前にはNGがないのか!!!!!」レベルで、全力で「徳永太歩」だった。

もさ苦しいしださいし表現悪いけどめっちゃ汚い。下ネタにも汚いものにも十分対応して馬鹿騒ぎして。

普段ジャニーズ出演の映像作品しか見ないからこんなに「1人の人間」をリアルに演じてるのをみるのは初めて。それこそ抵抗もあったけど、それがあるからこそこの作品に引きこまれたのかもと、全話見終わった今では思います。

 

あっ、笑った時の顔とか、漫才してる時の表情とかめっちゃ好きでした。でも黒縁メガネは似合わなかったなーーー!!!

銀髪も結構好きなんだけどボサボサなのをどうにかしてくれればもっと好きだったのになーーー!(徳永要素を全力で消していくスタイル。でも黒縁眼鏡は本当に似合わないって思ってる。)

 

でも徳永くんはすごく可愛いし見てて応援したくなるキャラクターでした。表情の微妙な変化で語りかける姿がたまらなく愛しくて、この物語の中で全力で生きている彼が本当に好きです。今までの林遣都の役の中で1番好きかも…いや、1番は牧くんだわ。

 

 

 

お気に入りシーン

スパークス初の単独ライブのカレーが食べたい徳永くん(漫才)。とりあえず見てほしい。ネタも面白いから。あーーーーカレー食べたい!

でもネタだったらやっぱり恋のネタが王道で、「林遣都が漫才の王道ネタやってる!たまらねえ!」ってなります。

あと全速力で走る徳永くん、足が速すぎて「中の人中の人!!!!!」ってつっこみたくなる。えええんいいところが多すぎるねん…。

 

 

 

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〇パーティーは終わった(2011) トニー

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これ、Bee TVで2011年に放送してたらしいんですけど、avexさんのYouTube動画チャンネルでこの話が公式的に(?)無料で配信されてました。期間限定って書いてあったけどそれホンマなんやろか…。

物語としては、仲里依紗演じる十朱が友達に誘われたパーティーで出会った5人の男を妄想の俎上に載せて楽しむオムニバスドラマ。林くんはepisode4に出ていたのでそこだけを抜粋して見てました。近々余裕ができたら通しで見たいところ。

なんか、映像の作り方が結構独特というかちょっと不気味。色の使い方というか台詞も少なくて表情と動きをわずかなモノでも気にしなきゃいけない感じがして、たった30分くらいだったんですけど精神少し削られました。ストーリーもいまいち掴めないし。

 

 

そんな中の林くん。今回彼は土砂降りの雨の中道端でぶっ倒れている所を十朱ちゃんに拾われる青年。

拾われた当時記憶喪失も起こしていたから「トニー」と名付けられて十朱の彼氏に仕立て上げられるけど、どうしても拾われた当時にも身に着けていたタップシューズが捨てられない…っていう不思議な役どころでした。自分でもうまく伝えられている自信がない。

 

いや本当にこの当時の彼のビジュアル最高すぎない⁉ってくらいお顔が綺麗だし、今回目の色が茶色気味でそれがまた不思議な男の子って感じを引き出している気がしました。本当に無口で表情にも変化がなくて人形さんみたい。でもどことなく感じるほんわかしたオーラが堪らなく癒されるんです。

あと、最後のほうにそのタップシューズの謎が解けるんですけど、すごくその時の雰囲気が絶妙に「ちょっとしか変わらない」のもすごいなって思います。本当に目の色しか変わらない…ってか「目の色を変える」「目に光を宿す」ってすごい難しくない?!そんなことできます…???って気持ちになってた。

本当に「トニー」くんだなってなります。今まで見た林遣都出演作品のどの役とも似てない…あっ、「悪の教典」の前島君にほんのちょっと雰囲気が似てるかな。でもここまで雰囲気ガラッと変えられると恐れおののいてしまうわ…凄い俳優さんだ…。

彼と向き合う十朱ちゃんがどんどん独占欲強くなって狂っていく様もちょっと怖くて震えます。本当に不思議なドラマだったな…。

 

 

 

お気に入りシーン

最後のタップダンスのシーンもめっちゃカッコいいんだけど、いや本当にかっこいいんだけど、私的にはスウェット姿でソファの上で体操座りする彼が本当にかわいかった。これでカーテンが開いてたら爽やかな朝になっていたのになぁ…。

 

 

 

 

 

今回はこのくらいで。

あとFINAL CUTの最終話をHDDの整理がてらもう一度見たんですけど、小池くんがやっぱりいい役してるんだわこれが…。今度は小池くんをしっかり追ってもう一度通しで見てみたい。どんどんやりたいこと増えてく…。

最近はドラマ映画をがっつり見るというよりか、隙間時間にTwitterYouTubeに上がっているちまっとした動画を見ることが多かったです。

多分7月になったら余裕も出るし長距離移動も多くなるしなので、もっとたくさん作品に触れることができるはず!

今から見たいものリストアップしておこう…!